Search Consoleで「パンくずリストで問題が検出されました」と警告された場合の対処法

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昨日、Twitterのタイムラインで、複数のブロガー仲間が驚きの声を上げているのを目にしました。

パンくずリストで問題が検出!?

我々、Bloggerユーザーの場合であれば、私も含めてテーマ(テンプレート)のソースを年中イジりまわしてカスタムしている人も多いので、その際に余計な箇所をうっかりと改変してしまったという事も考えられますが…

上記のツィートを投稿した方はWordPressユーザーですので、CSSをイジりまわしてデザインを崩してしまう事はあっても、サイト表示の根幹に係わるPHPファイルをイジッてしまう事は考えられません。

一体、何が起こったのか、私も暫く把握できずにいたのですが…

WordPress用テーマ「JIN」の制作者である「ひつじ」さんが、上記のような投稿をしていたので、構造化マークアップの問題であるという事が判明しました。

data-vocabularyでのマークアップは今後、非対応へ

2020年1月現在、パンくずリストの構造化マークアップには、「schema.org」と「data-vocabulary.org」という、二種類の構造化様式が存在します。

【schema.org】での記述例
<div class="breadcrumbs" itemscope="itemscope" itemtype="http://schema.org/BreadcrumbList">
<span itemprop="itemListElement" itemscope="itemscope" itemtype="http://schema.org/ListItem">
<a href="https://www.mamorizm.net/" itemprop="item">
<span itemprop="name">ホーム</span>
</a>
<meta content="1" itemprop="position">
</span> / 
<span itemprop="itemListElement" itemscope="itemscope" itemtype="http://schema.org/ListItem">
<a href="https://www.mamorizm.net/search/label/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E9%81%8B%E5%96%B6" itemprop="item">
<span itemprop="name">ブログ運営</span>
</a>
<meta content="2" itemprop="position">
</span> / 
</div>

【data-vocabulary.org】での記述例
<div class="breadcrumbs" xmlns:v="http://rdf.data-vocabulary.org/#">
<span typeof="v:Breadcrumb"><a href="https://ogre-exterminator.blogspot.com/" property="v:title" rel="v:url">巻頭</a></span>
» <span typeof="v:Breadcrumb"><a href="https://ogre-exterminator.blogspot.com/search/label/%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%81%B4" property="v:title" rel="v:url">人間側</a></span>
</div>

今までは、どちらの形式で記述しても、検索結果には同様のリッチリザルトが表示されていました。

パンくずリストのリッチリザルト
パンくずリストのリッチリザルト

しかし、今後はGoogleが「data-vocabulary」形式でのリッチリザルトのサポートを終了する…という事みたいですね。

こちらの英文記事が、その正式発表です。
参照 Sunsetting support for data-vocabulary

抄訳
schema.orgの利用が高まるにつれて、単一の構造化データの仕組みにに開発を集中することにしました。
2020年4月6日から、data-vocabulary.orgマークアップはGoogleのリッチな検索結果の対象外となります。
変更の準備として、本日から、Search Consoleはdata-vocabulary.orgスキーマを使用するページに対して警告を発行し、終了に間に合うように準備できるようにします。
「Sunsetting」などというカッコつけた表現をしていますが、要するに「終了」という事ですww

放置すると、どんな影響が出るのか??

で、この警告を無視して「data-vocabulary」形式での記述をそのまま放置すると、一体、どんな影響を及ぼすのか…心配になったブロガーさんも多いかと思われます。

なにしろ、当のGoogle自身が、我々サイト運営者に対して「良質なコンテンツを提供する事に注力しろ」と日頃から言っているクセに、なんだかんだと、相応の時間を割いて対応しなければならない仕様変更を強いるワケですから、ハッキリ言って本末転倒です。

構造化データなど、一度も組んだり、イジッたりした事の無いブロガーさんの方が多いのではないでしょうか??

とは言え、Google神は有言実行の神ですので、無慈悲に、粛々と施策を推し進めていくことでしょう。

さて、冗長になりましたが、結論を申し上げますと、
そのまま放置すると、4月6日以降、検索結果に「パンくずリスト部分」が表示されなくなるでしょう。
という事です。

焦って対応する必要は無い

とはいえ…検索結果から「パンくずリスト部分」が消えたからといって、特段に困窮する事はないし、焦って対応する必要もないというのが、ワタクシの見解です。

そもそも、皆さん…御自分が何かを検索した時に…

「パンくずリスト部分」って見てますか??
ワタクシは全く見ていません(キッパリ)


もちろん、自サイト内に於ける(実際の)パンくずリストは「内部リンク」ですので、ユーザー行動に影響を及ぼします。
しかし、検索結果に表示されるリッチリザルトとしてのパンくずリストは、単なる「付加情報」です。

検索結果に於いて重要なのは、あくまでもユーザー自身が入力したクエリ自体と、そして、我々のサイトの記事タイトルや本文の方に、そのクエリが含まれている事ではないでしょうか?

それでも心配な場合の対処法

とはいえ、ライバルサイトが早急に対処しているのに、自分だけ静観を決め込むというのは、やはり心理的に難しいものです。

対処方法としては…
①ページソースの構造化データの記述部分を「data-vocabulary形式」から「schema.org形式」に自分で直接書き換える。
②テーマ(テンプレート)自体を変更する。
③テーマ(テンプレート)の制作者にアップデートを要望する。
①に関しては先述した通り、構造化データ自体を一度も自分では組み込んだり、イジッたりした事がない方が大半だと思われます。
特にWordPressの場合、サイト表示の根幹に係わるPHPファイルを開く事になりますので、失敗した場合はサイト全体が表示されなくなってしまう可能性さえあります。

なので、ぶっつけ本番で直接書き換えるのは全くお勧めできません。

②が最も簡単な対処方かと思います。BloggerやWordPress等のテーマ(テンプレート)を頒布しているデモサイト等でページソースを開き、既に述べた「【schema.org】での記述例」に記載している、
http://schema.org/BreadcrumbList
http://schema.org/ListItem
等の記述が見つかれば、そのテーマは「schema.org形式」を採用していますので、そちらに変更すればよいでしょう。

③に関しては、やはり先述したように、WordPress用テーマ「JIN」の制作者である「ひつじ」さんが、いち早く事態を察知して自らアップデートを告知していました。

同様に、他のテーマの制作者も、今回のGoogleの発表を既に知っている筈ですので、複数のユーザーが要望を出せばアップデートしてくれる可能性は高いでしょう。

まずは、落ち着いて

Googleの「突然の大発表」は今に始まった事ではありません。
その度に、我々サイト運営者は右に、左にと振り回されてきました。

時の趨勢で変化せざるを得ない局面は確かにありますが、それはあくまでもユーザー行動の変化によってもたらされるべきものであり、Googleの恣意によってもたらされるのは大変に不健全です。

落ち着いて、粛々と対処しましょう。

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