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読書

睡眠の脳科学について、今一度詳しく理解できる本


脳機能学者を謳いながらも、過去の著作では実際の研究データの公表や、医科学的な図式を用いての解説はあまりしてこなかった苫米地氏。

ところが、本書では睡眠時の脳波の移り変わりを示すデータを用いて、「睡眠の脳科学」を解り易く丁寧に解説しています(31,34ページ)。
その上で、従来の「早寝早起き」という理想論に縛られずに、現代人の様々な生活習慣に合わせた「睡眠設計図」の構築を提唱しています。

「光を遮断する」(69ページ)
「音をさえぎる」(71ページ)
「2500ルクス以上の光に当たる」(75ページ)
「30分の昼寝でパフォーマンスアップ」(77ページ)

なお、付属の「パワースリープCD」と「パワーウェイクCD」ですが、個人的には「一瞬で相手をオトす洗脳術」(マキノ出版刊)に付属の「リラクゼーションCD」で元々眠れていますので、特に「パワースリープCD」の方が効果が高いという感じはしませんでした。

「パワーウェイクCD」についても、血圧の低い人が起床時にCDだけ聴いても充分な効果があるとは思えないので、熱いシャワーを浴びるなりウォーキングするなりして体温を上げてから聴いた方が、より効果が期待できるでしょう。