【書評】病気にならない人は知っている

2009/10/26

書評

読書

最後に問われるのは自分の意志のみ


例えばオリンピック競技などでは、風邪薬を飲んだだけでもドーピング検査に引っかかるといいます。

本人の自覚の程度に関わらず、人間が口に入れる物は、それだけ私達自身の肉体に確実に影響を及ぼしているという事でしょう。

著者は本書の中で、食品業界、医薬品業界、個々の医療現場、そしてそれらを宣伝するメディアが一丸となった巨大なシンジケーションを糾弾しています。

しかし、少し冷静に考えれば、私達社会人がモノや情報を販売する際、必ずそこに何らかの宣伝や広告が介在するわけですから、大なり小なり誇張された表現が用いられたり、詳細な情報が省略されたりする事は常識中の常識と言ってもよい事。

「社会運営とは、つまるところ商売である」

その原理原則に立ち戻って考えれば、それらの加工食品や医薬品を口に入れるか否かの最終的な責任を負っているのは、私達自身ではないでしょうか。

ここで、強いて「誰が一番悪いのか??」という問いに答えるなら、「私達現代人の頭が悪い、意志が弱い」と言う他ありません。

現に、100%毒物だと解り切っている煙草でさえ、ヤメられない人が多いのですから。

最後に問われるのは自分の意志力のみです。
普段から、自身の健康と衛生に自己責任を持ちましょう。

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